材料・仕上げ

特注金属製品のステンレス仕上げと色の確認方法

明確な仕上げの指示には、生産前に表面効果、表面の質感、色、合意した参考基準をまとめることが必要です。

シャンパンゴールド・ヘアライン — 選定用参考資料 SF-HL-007
選定用参考資料シャンパンゴールド・ヘアラインSF-HL-007

「ゴールドのステンレス」は、特注金属製品の相談を始めるのに役立つ表現です。その好みを明確な製造要件にするには、表面仕上げ、表面の質感、色を合わせて相談する必要があります。

方向性のある研磨目を持つゴールドの表面は、反射性の鏡面とは大きく異なって見える場合があります。外観は、照明、見る角度、下地の表面状態によっても変わります。

明確な仕上げの参考基準は、お客様と製造会社が同じ見た目の仕上がりを目指す上で役立ちます。

仕上げ、表面の質感、色を別々に説明する

ご希望の外観を説明する際は、次の3つの側面をご検討ください:

  • 表面仕上げ:ヘアライン、鏡面、ビーズブラストなど、全体の表面処理や外観。
  • 表面の質感・模様:目に見える研磨目、方向性のある線、装飾模様。
  • 色:ステンレスの素地色、シャンパンゴールド、ブロンズ、ブラックなど、意図する色合い。

これらの表現は重なる場合がありますが、各側面を記録することで、要望がより正確になります。例えば、シャンパンゴールドのヘアライン表面は、「ゴールドのステンレス」だけより多くの情報を伝えます。

仕上げ指示の例

希望する外観:シャンパンゴールドのヘアライン。
研磨目の方向:設置時に垂直。
仕上げる面:間仕切りの見える両面。

研磨したステンレス仕上げの反射性には、さまざまな程度があります。説明は次の資料をご覧ください:SSINAの建築用ハンドブック.

FABRITERAでは、仕上げの用語をお客様と合意します。「鏡面」や「8K」などの用語は、仕様作成時に明確にし、自動的に同じ意味として扱いません。

目的は、意図する外観と、その確認に用いる参考基準を合意することです。

真鍮ゴールド調鏡面 — 選定用参考資料 SF-MI-006
選定用参考資料真鍮ゴールド調鏡面SF-MI-006
シャンパンゴールド・ビーズブラスト — 選定用参考資料 SF-BB-005
選定用参考資料シャンパンゴールド・ビーズブラストSF-BB-005

これらの写真は、それぞれ異なる選定用参考資料を示しています。各仕上げと色は、プロジェクトで合意した参考基準と照らして確認します。

参考画像のどの点が好みかを説明する

写真や完成予想図は、見た目の方向性を伝えるのに役立ちます。重視する詳細を説明すると、さらに有用な資料になります。

参考にしているのは、色、反射、研磨目、全体の模様のどれですか?同じ外観を製品全体に適用しますか、それとも一部だけに適用しますか?

画像は、照明、カメラ設定、編集、画面表示によって異なって見える場合があります。相談を始める資料として使い、生産前に合意した仕上げ・色の参考基準を定めてください。

参考資料は、FABRITERA表面仕上げライブラリからも選べます。選定内容が明確になるよう、お問い合わせに参考コードを添えてください。これらのコードは選定用参考資料を識別するもので、製品寸法、材料、製作要件は別途確認します。

研磨方向と見える表面を検討する

ヘアラインなど方向性のある仕上げでは、研磨目の向きがデザインの一部になる場合があります。

特定の方向が重要な場合は、製品の設置位置に対する向きを図面に示してください。複数のパネルや部材が見える製品では、それらの部分間で研磨方向をどう関連付けたいかを示します。

どの面が見えるかを示すことも役立ちます。両側から見える製品は、背面が隠れる製品とは異なる仕上げ指示が必要になる場合があります。

これらの詳細により、製造会社は、製作と仕上げの要件をより明確な根拠に基づいて検討できます。

実物サンプルが色合わせに役立つ場合

新しい金属製品を既存の表面や承認済みのプロジェクトサンプルに合わせる必要がある場合、実物サンプルが特に役立ちます。

FABRITERAは、お客様からご提供いただいた実物サンプルを、PVDの色合わせの参考資料として使用できます。仕上げと色は、生産前に合意した参考基準と照らして確認します。

写真や選定した仕上げ参考資料からご相談を始められます。既存の外観との詳しい比較が必要なプロジェクトでは、実物サンプルが役立ちます。

サンプルを確認する際は、プロジェクトに関係する照明と見る条件を考慮してください。同じ表面でも、光や見る角度が変わると異なって見える場合があります。

仕上げの選択を実際の製品と結び付ける

仕上げの相談には、適用する製品の情報を含める必要があります。

装飾スクリーン、壁面装飾、展示構造物では、形状、露出する端部、見える面が異なる場合があります。図面や製品参考資料をお送りいただくことで、FABRITERAは製造詳細と合わせて選定した外観を検討できます。

設置予定の場所や、分かっている環境要件もお知らせください。材料グレード、板厚、用途への適合性は、それぞれプロジェクトごとの確認が必要です。仕上げの名称や色で定まるものではありません。

仕上げの相談で送付する情報

相談の開始に、完全な仕様書は必要ありません。次の情報があると、実用的な検討の基礎になります:

  • 製品図面、完成予想図、参考画像のいずれか。
  • 概略寸法と数量。
  • 希望する仕上げ参考資料、または意図する外観を示す写真。
  • 各仕上げを施す部分と、見える面。
  • 必要な研磨方向や色の調整。
  • 既存の表面に合わせる場合は、あれば実物サンプル。

生産前に、最終的な外観を、合意した仕上げ・色の参考基準と照らして確認します。

特注金属製品の仕上げをご相談の際は、FABRITERAにプロジェクトの詳細をお送りください。選定した表面参考コードがある場合は、併せてお知らせください。

プロジェクトについて相談する

特注金属製品の仕上げを相談する。

図面、寸法、数量に、選定した仕上げ参考資料があれば添えてお送りください。

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